冊子用小口断裁機 DBM-600T
Saddle Stitching Machine


「中綴じ折り製本機 DBM-600」で作成された冊子の小口を断裁します。 表紙+58枚まで断裁可能。センター基準の通紙方法を採用することでクオリティの高い製本仕上がりを実現します。
冊子用小口断裁機 DBM-600Tの特長
ワークフロー(中綴じ折り製本システム)
オフラインシステム

高速処理を実現する、ペラ丁合中綴じ折り製本システムです。大容量のオフセット(横ずらし)スタッカへの多量丁合も可能。
ニアラインシステム1

オフセット印刷などのペラ丁合中綴じ折り製本とデジタル出力(オンデマンド出力)のフィーダ中綴じ折り製本という二通りの作業ができます。
ニアラインシステム2

デジタル出力された用紙を指定枚数給紙して、中綴じ折り製本します。1冊ごとにページ数の異なった中綴じ折り冊子も作成できます。
デュエットデュアルラインシステム

カラーデジタル出力された用紙などの周囲余白の断裁や、折り位置へのスジ入れなどを自動で行い、中綴じ折り製本します。また、中紙より大きい別刷りの表紙を中紙に大きさを合わせて、自動で中綴じ折り製本することも可能です。
テクノロジー(プリント・オン・デマンド用機器)
床置式スリッターカッタークリーサSCC
処理の流れ
スリット、カットによって、製本後の三方断裁などの工程が不要となります。また、クリースは、折り目のトナー割れを防ぎます。

正確な印刷位置を光軸で自動的に判別するSCCのCCDセンサ
SCCに搭載されたCCDセンサは、レジストレーション(クロップ)マークに光軸を照射して印刷位置を割り出すライン式です。縦方向、横方向ともに、光軸へレジストレーション(クロップ)マークを移動させ、光軸がレジストレーション(クロップ)マークの内側を検知したときに印刷位置を判別します。

製品仕様
- 名称
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冊子用小口断裁機 DBM-600T
- 形式
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床置き式
- 用紙サイズ *1
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幅:105~364mm
長さ:85~320mm
※幅:長さは 1 : 1.5 以下であること - 仕上がりサイズ
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幅:105~364mm
長さ:75~304mm - 紙質 *1
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上質紙:64~160g/m2
アート/コート紙:84~160g/m2
表紙:350g/m2以下 - 処理形態
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小口断裁*2、スルー
- 処理可能枚数
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表紙 +58枚以内(上質 81.4g/m2)
- 最大通紙セット厚み
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6.0mm(用紙サイズ、紙質により制限あり)
- 最大処理速度 *1
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中綴じ折り
5,200セット/時 上質 81.4g/m2、5枚、 最小仕上がり
4,600セット/時 上質 81.4g/m2、10枚、A5 縦仕上がり
4,100セット/時 上質 81.4g/m2、10枚、A4 縦仕上がり
3,600セット/時 上質 81.4g/m2、10枚、A4 横仕上がり(横本) - 断裁方式
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上刃:可動、下刃:固定
- 断裁幅
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1mm~25mm
※紙質・用紙サイズによっては12枚以内で75mmまで可能 - 検知機能
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紙詰まり(断裁ストッパー部、排出部)、切りくず満杯、カバー開閉
スタッカーコロ位置異常検知、断裁モータ過負荷検知、非常停止スイッチ - 使用電源
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00V、50/60Hz、7.8A
- 消費電力
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635W
※製品の仕様及び外観は、改良の為予告なく変更することがございます。
*1組み合わせにより制限事項があります。詳細は販売会社にお問い合わせ下さい。
*2綴じなし折り、平綴じ折り、肩綴じ折り、中入れの断裁処理は可能ですが、性能規格外となります。